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落ち葉に要注意!スリップ事故の原因になるのはなぜ?

更新日:2022.12.01

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タイヤが滑って車のコントロールが効かなくなるスリップ事故。
その原因は凍結路や雨で濡れたマンホール、オーバースピードなどいろいろ。
そして気をつけなければいけないのが道路脇に堆積した落ち葉。
落ち葉がスリップ事故につながる原因や対処法について解説します。

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ベテランドライバーでも落ち葉の上は危険

都市部の幹線道路を走っていれば路肩の落ち葉でスリップすることはほとんどありません。
落ち葉によるスリップが怖いのは山間部の比較的狭い道路。
観光地へドライブに出かけた時などは要注意です。
どれほどベテランドライバーでも落ち葉に乗り上げてスリップすると事故は避けられません。

落ち葉の危険性について、分かりやすい例を上げましょう。
2022年11月、愛知県と岐阜県で世界ラリー選手権最終戦、ラリー・ジャパンが開催されました。
世界ラリー選手権はF-1と並ぶ最高峰のレース。
公道を封鎖し、市販車をベースに改良したレースカーがタイムを競います。

コースとなったのは主に林間道。
11月といえば紅葉も終わって葉が落ちる頃。
どのドライバーも一様に以下のようなコメントを口にしていました。
「どのコースも落ち葉が路肩にあるので十分注意しないとコースアウトする」

公道を走らせれば世界でもっとも速いドライバー達でさえ、落ち葉には細心の注意を払います。
路肩の落ち葉を侮らず、落ち葉が堆積していたら慎重に運転してください。
ちなみにラリー・ジャパンでは日本期待の勝田貴元選手が第3位入賞の快挙を果たしています。

スリップの原因になるクチクラ層

山間部の道路で落ち葉が堆積しやすいのは、当然のことながら樹木が密集しているところ。
葉が落ちた樹木であっても密集していると陽光が路面に届きにくくなります。
雨や夜露で濡れた落ち葉が重なり、堆積すると下の層はいつまでも乾かず柔らかい状態。
そこに片輪が乗り上げるとタイヤのグリップ力が落ちてコントロール不能になるわけですね。
たとえ路面や落ち葉の表面が乾いているように見えても危険な状態と思った方が無難です。

また、ほとんどの葉には表面を保護する油分のクチクラ層があります。
とくにツバキやイチョウなど表面がテカテカしている葉には多く含まれています。

クチクラ層は葉が乾燥から守るための成分で、樹木から落ちると溶けて流れ出します。
これが流れ出ると、落ち葉の上に油膜が張られているようなもの。

湿気に加えて油膜まであると、落ち葉の上は雪道と同じくらい滑るといわれています。
車だけでなく、落ち葉の積もった歩道を歩く時にも注意が必要ですね。

春先は常緑広葉樹が落葉する時期

落ち葉の時期というと、どうしても秋冬を思いがち。
確かに秋冬はモミジやイチョウなど鮮やかな色のまま落葉する樹木が多い季節。

でも、落ち葉は秋冬だけではないのです。
たとえばシイやクスノキなどの広葉樹。
初夏の季語、常磐木落葉(ときわぎおちば)でも知られている樹木ですね。
これらの広葉樹は1年を通して瑞々しい緑を保っていますが、同じ葉ではありません。
春先になって新芽が萌えてくると古い葉を落として入れ替わるのです。
したがって4〜6月、春から初夏にかけても落ち葉には注意しなければなりません。

それから台風の時期。
雨を伴った強風は自然サイクルの落ち葉と違い、まだ生き生きとした葉を落としてしまいます。
表面にはクチクラ層、さらに雨で濡れているので当然スリップしやすくなります。

日本は自然豊かな国。
落ち葉の発生しやすい時期を見ると、発生しない時期の方が少ないくらい。
スリップのリスクは冬場だけの凍結路や雪道よりも、落ち葉の方が高いともいえます。

落ち葉によるスリップを避けるための対処法

落ち葉によるスリップを避けるためには落ち葉の上を走らないことが大原則。
しかし、落ち葉が多い道路は前述したように山間部、そして道幅の狭いところばかり。
しかも対向車とすれ違うことだって頻繁にあるでしょう。
とくに道路のアウト側、左が下りの斜面というような状況。
左側車輪の感覚がつかみにくい状態で路面に落ち葉が堆積していたらとても危険です。

そんな時は比較的道幅の広い場所で一旦、停車して対向車が通り過ぎるのを待ちましょう。
対向車が止まってくれる時もありますよね。

でも、待ってくれたからといって急ぐのは禁物。
片輪が落ち葉の上にある状態で速度を上げるとタイヤが空転し、スリップ事故を招きます。
徐行運転で緩やかなハンドル操作を心がけてください。
切り角度が足らない場合は1度に方向転換せず、切り返しを何度か行うようにしましょう。

道路のイン側、左が上りの斜面という状況で落ち葉が堆積している時も要注意。
イン側には排水用の側溝を設置している場合があります。
側溝に蓋がないと、ただの深い溝。
そこに落ち葉が堆積したら落とし穴のようなものです。
溝の深さにもよりますが、脱輪すると自車での脱出が不可能になることもあります。
イン側でも危険が潜んでいる、と想定しておくことが大切です。

山間部の観光地ドライブは景観が大きな楽しみ。
でも走行中は落ち葉を踏まないように道路に神経を集中させて運転しましょう。
景観は安全に止められる場所で楽しんでくださいね。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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