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車のフロントグリルとは?役割を紹介

更新日:2023.12.19

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車のフェイスデザインで重要な役割を担っているのがフロントグリル。
この形状を見るだけで車種やメーカーが分かる人も多くいるはず。
でも、フロントグリルはデザインだけでなく機能面でも大きな役割を果たしています。
車のフロントグリルがどのように役立っているのかを解説します。

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フロントグリルとはラジエターを冷やすための開口部

グリル(Grille)とは門や窓の装飾的外枠、格子といった意味です。
料理に出てくるグリル(Grill)とは異なることを覚えておきましょう。
もっとも、Grillには焼き物用の網という意味があります。
フロントグリルには金網タイプもあるので、あながち的外れとは言えませんね。

フロントグリルはラジエターグリルとも呼ばれます。
市販されている水冷式エンジン搭載車のほとんどはフロントにラジエターを装備しています。

ラジエターは高熱になった冷却水を空気で冷ますためのパーツ。
素早く冷ますためには走行中、もっとも風が当たるフロントに設置するのがベストですね。
フロントグリルは、ラジエターに効率良く空気を当てるための開口部なのです。

現代の車事情に合わせて変化するデザイン

車の創成期のフロントグリルはラジエターに飛翔物が当たらなければいいという考え方。
だから本当に金網を張っただけの開口部でした。

時は移って現代。
かつてのガソリンを大量に使って高出力を生み出すという仕組みは大きく変わりました。
少ない燃料で環境への影響をできる限り減少し、それでいて快適な車が求められています。
車のあらゆるパーツは、この目的のために設計されるようになりました。

ボディ形状もそのひとつ。
鋼板を張り合わせた四角い車はほとんど存在していません。
燃費が良い車ほど、まるで泳ぐ魚のように滑らかな流線型を巧みに取り入れています。
これは空気抵抗を減らすための設計。

どれほど転がり抵抗の少ない車でも空気抵抗が大きければ燃料を多く使ってしまいます。
しかも空気抵抗は車速に対して2乗で比例、つまり速くなるほど大きくなります。

フロントグリルは空気抵抗をもっとも受ける場所。
単純にラジエター用の開口部というだけでなく、今はさまざまな役割を果たしています。

デザインは空気を大量に取り込みつつ、空気抵抗を減らす形状。
さらにボンネット内部の空気の通り道を効率良くする設計になっています。

そのメリットは2つ。
ひとつは冷却水だけでなく、空気の流れでエンジンを冷やせること。
もうひとつは空気抵抗によって発生する揚力(車を持ち上げる力)を押さえられること。
フロントグリルも燃費効率や走行性能に大きく貢献しているのです。

フロントグリルのもうひとつの役割

フロントグリルは機能性のためだけの開口部ではありません。
車の顔ともなる部分だけに、各メーカーともオリジナリティのあるデザインを採用しています。
そのデザインを見ただけで、どのメーカーか、どの車種か分かる意匠になっているのです。

その代表例がパルテノングリルのロールスロイス。
パルテノン神殿をイメージしており、ステンレス鋼を精密に加工して作られています。
ボンネット上のフライングレディと共にロールスロイスを象徴する意匠といえるでしょう。

欧州車にはフロントグリルをメーカーの意匠としているところが多くあります。
たとえAセグメントの車でも意匠を使用することで統一感を出しているわけですね。

左右対称で縦型2分割のキドニーグリルを採用しているのはBMW。
キドニーは腎臓という意味。
なぜこのネーミングなのか、BMWが発表していないので理由は定かではありません。

アルファロメオは盾をモチーフにした逆三角形。
上部にはヴィスコンティ家の紋章とミラノ市章をデザインしたロゴが配置されています。
他にはボルボのアイアンマーク、アウディのシングルフレームなどが有名ですね。

国産車もフロントグリルに意匠を採用

以前、国産車のフロントグリルは車種ごとにデザインされていました。
現在は欧州メーカーを見習い、統一感のある意匠を採用しています。
とても目立つのがレクサスのスピンドルグリル。
スピンドルとは糸を紡ぐためのコマや金属棒のこと。

トヨタの本家といえば豊田自動織機。
スピンドルはまさに豊田自動織機を象徴する意匠といえるでしょう。

またトヨタは多くの車種にキーンルックのフロントグリルを採用しています。
ラジエターグリルの開口部を大きく取り、ヘッドライトを鋭利にしたデザインですね。
これはトヨタが世界戦略に向けて設計したデザイン。
世界中、どこで見てもトヨタ車と分かることを目的にしています。

マツダが全車種に採用しているのがファイブポイントグリル。
立体的な五角形で、それぞれの頂点を命名の理由にしています。

もうひとつ角が増えた六角形を採用しているのはスバル。
こちらのネーミングは六角形そのもの、ヘキサゴングリルと呼ばれています。

今後、主流となる電気自動車にはラジエターグリルが不要になります。
テスラが代表的な例ですね。
しかし、BMWは電気自動車にもデザインとして意匠を採用しました。
電気自動車の時代になっても、メーカーブランドを象徴する意匠は残り続けるでしょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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