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シリコンスプレーは車にはNG?車への影響は?

更新日:2023.10.13

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シリコンの被膜を作って滑りをよくする便利アイテムのシリコンスプレー。
最近は車に使う人も増えてきましたが、車専用に開発されているわけではありません。
誤った使い方をすれば大きなダメージを受けます。
使う部分によってはシリコンスプレーがNGになる理由について解説します。

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シリコンスプレーの特徴は車に適している?

シリコンスプレーとは合成化合物のシリコーンオイルを主成分とした潤滑剤。
本来、シリコンとシリコーンは別物。
シリコンは元素のケイ素のこと。
シリコーンは化学的に合成されており、シリコンを含んでいるものの自然界には存在していません。
ここでは便宜上、シリコーンのことをシリコンと表現します。

シリコンは液状や粉状などいろいろな形態になり、さまざまな分野で活用されています。
それらの中でシリコンスプレーは家庭の便利なアイテムとして役立っています。
噴霧や塗布で作られるシリコンの被膜は潤滑、艶出し、防水や撥水といった特徴を持っています。
錆びてイヤな音がする蝶番の潤滑作用や古いプラスチックの艶出しなどに最適。

このシリコンスプレーを最近、車に使う人が増えてきました。
確かに艶出し、防水や撥水など車のボディにぴったりの効能があります。

しかし、シリコンスプレーはあくまで家庭用。
車専用というわけではないので、誤った使い方をすると塗装面などに悪い影響を及ぼします。
ボディの撥水や艶出しは車専用のコーティング剤がベスト。
代替品を使う場合は、そのリスクも想定しておきましょう。

シリコンスプレーを使うなら無溶剤を選ぶ

シリコンスプレーには石油系溶剤と無溶剤の2タイプがあります。
車のボディに絶対NGなのは石油系溶剤。
特徴は金属部分との相性がよく、深く浸透してシリコン被膜が長持ちすること。
家庭の蝶番とか鍵穴には便利ですが、車に使うと塗装を溶かしてしまう危険性があります。

またプラスチックや木材の使用にも適していません。
したがってダッシュボードなどの艶出しに使うのもNG。
車に使うなら無溶剤タイプの一択です。
石油系溶剤が入っていないので塗装を傷める心配がありません。

使い方はとても簡単。
ウェスなどの布に噴霧してボディに塗るだけです。
直接の噴霧は塗りムラができたり塗りたくない部分にかかることもあるので止めた方が無難。
塗った直後はボディに深い艶と撥水性を与え、手で触ってもベトつくことがありません。

塗布の際の注意点としては火気の近くで噴霧しないこと。
シリコンスプレーは可燃性なので火がつくと思わぬ事態に陥る恐れがあります。
取り扱いには十分、注意しましょう。

シリコンスプレーがNGな部分とは?

シリコンスプレーはボディだけの使用に止めた方が賢明。
ダッシュボードなど樹脂部分にも使えますが、車内では使用不可の部分が多くあります。
それらの部分にシリコンがかかると不具合が発生することを覚えておきましょう。

以下に、シリコンスプレーを使ってはいけない部分について記します。

・電装品
車内にはカーエアコンやオーディオなど数多くの電装品スイッチ類があります。
シリコンの特性のひとつは電気を通さないこと。
それらの内部にシリコンスプレーが入ると被膜が形成され、スイッチが入らなくなります。
ダッシュボードに艶を与えたい時はとくに気をつけましょう。

・ペダル類
アクセルやブレーキのペダル類表面は大半がゴム製。
くすんできたからシリコンスプレーで艶出し。
これ、大変危険です。
ペダルから足が滑ると緊急事態に回避できないばかりか、危険な状況まで作り出します。
滑るという同じ理由で本革や合成皮革のシートもNGです。

・ブレーキ関係
タイヤを艶出しするためにシリコンスプレーを活用するケースは多々見られます。
この時に注意したいのが、ディスクブレーキのローターやパッドにシリコンを付着させないこと。
ローターやパッドにシリコンの被膜が作られるとブレーキ性能が低下します。
もちろん、後輪のドラムブレーキも同じ。

これらNGのところにシリコンスプレーが付着した時は速やかに除去しましょう。
除去には塗装の前に塗布するシリコンオフが有効です。
スプレーの場合はウェスなどに噴霧し、シリコンが付着している部分をウェスで拭き取ります。
シリコンオフがない場合は中性洗剤でも代用できます。

車には車専用のコーティング剤がベスト

シリコンスプレーは比較的安価。
これ1本でボディの艶出しや撥水ができたら車の洗車費用も安くなります。
しかし、そううまく事が運ばないのは世の常。
塗布した時は艶が出て撥水をしても効果は持続しません。
しかもシリコンの被膜は油分を含んでいるため、ホコリやゴミがくっつきやすくなります。

また被膜が柔らかく薄いので細かなキズがつきやすいこともデメリット。
過度な期待は禁物です。
ボディに艶を与え、撥水効果を求めるなら車専用のコーティング剤を使いましょう。
ワックスや市販のポリマー系コーティング剤の方が被膜効果が高く、持続性もあります。

さらに硬く、長い持続性を求めるならプロが施工するガラスコーティングがおすすめ。
細かなキズもつきにくくなります。
車には車専用の被膜剤を使い、愛車の輝きと艶を長く保ちましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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