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シザードアの車とは?特徴やガルウィングとの違いを解説

更新日:2022.04.08

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経済性や快適性を無視して走行性だけを追求しているのがスーパーカー。
ドアの開閉方式も乗降の快適性より走行性を優先しています。
上方向に大きく開くシザードアもそのひとつ。
シザードアを持つ車の特徴やガルウィングドアとの違いを解説します。

シザードアとガルウィングドアの違い

スーパーカーの初期、もっとも注目を集めたのはランボルギーニのカウンタックでした。
生産を始めたのは1974年。
エッジが効いたワイド&ローのボディ形状はそれまでの車の常識を覆すほどのインパクト。
ドアも画期的で、フロントピラーのヒンジを中心に垂直方向へ開閉します。
ランボルギーニはこの開閉方式をシザードアと名付けました。

垂直方向に開閉するドアって、ガルウィングじゃないの?と思う人も多いでしょう。
確かにガルウィングドアも垂直に開閉しますね。
この2つの違いはヒンジの位置。
ガルウィングドアはルーフのほぼ中央にヒンジがあります。
したがってドアは進行方向に対してドア前部が平行のラインを保って垂直に上がります。
ドアの上がった状態を前から見ると、その姿はカモメが羽根を広げた格好にそっくり。
この格好から、ガルウィングと名前がつけられました。

一方のシザードアはヒンジを中心に回転しながら垂直方向へ開きます。
その方式がハサミと似たような動きであることからシザー(ハサミ)と名前がつけられました。

なお、シザードアはランボルギーニがつけた名称です。
同じような開閉方式を持つ他メーカーはシザーズドアと呼んでいます。

スーパーカーが縦開きのドアを採用する理由

最近ではシザーズドアと似た構造ですが若干、開閉方式が異なるタイプが増えました。
バタフライドアやラプタードアなども基本的に垂直の開閉方式。
ヒンジの位置や開閉アクションこそ違うものの、これらのドアには共通のメリットがあります。

一般的な車のドアはフェンダーにヒンジがある横開き。
ヘッドクリアランスが確保されている車種であれば無理なく乗降できます。
しかし、スーパーカーの車内はとてもタイトでヘッドクリアランスもわずか。
横開きのドアでは体を折り曲げても乗降が不可能になる場合があります。
そこで、ルーフの一部にドアの切り込みを入れた垂直方向の開閉方式が採用されました。
この方式であれば、身長の高い人でも頭をルーフにぶつけることなく乗降できるわけですね。

垂直方向へ開閉するドアの、もうひとつのドアはボディ剛性を高められること。
車高が低いスーパーカーはドアを横開きにするとドア下のサイドシル部分が薄くなります。
サイドシルはフレーム剛性を高める重要な部分。
パワーが大きいスーパーカーにはサイドシルにも強い負荷がかかります。
ドアを縦開きにすれば、サイドシル部分を厚く幅広い設計にすることが可能になります。

縦開きのドア、けっして乗降の利便性やカッコよさだけで採用しているわけではありません。
これも、走行性能を高める機能のひとつなのです。

デメリットが多い縦開きのドア

スーパーカー、デメリットを上げたらキリがありません。
走行性能にしても市街地走行では操縦性や燃費が悪く、ストレスは溜まるばかり。

もちろん、シザーズドアなど垂直方向へ開閉するドアにもデメリットがあります。
ランボルギーニ車の場合、ドア開放時の高さは約2m。
したがって駐車する際は2m以上の空間が必要です。
タワー式駐車場は無理ですし、マンションなどの駐車場も利用できない場合があります。

またサイドシルに強度はあっても、ヒンジ部分まで剛性が高められているわけではありません。
スーパーカーのボディは軽量化が図られているとはいえ、強い力で開閉すると歪みが生じます。

さらに、乗降する時は注目の的になること必至。
見られることに快感を覚える人でなければ周囲の視線に耐えられなくなるでしょう。

最近、一般車種でも縦開きドアに改造できるキットやビルダーが増えています。
改造する際はこれらのデメリットを考慮してから検討しましょうね。
なお、ドアを縦開きに改造しても基本的に違法とはならないので、そのまま車検を受けられます。

縦開きドアの車を買う際の鉄則とは?

スーパーカー、価格も高ければ維持費も桁違い。
さらに故障すると、その修理費は一般的な外国車よりも高くなります。

その理由は、ほとんどのスーパーカーがハンドメイドで少量生産だから。
各パーツの生産量は少なく、しかも高価です。
ランボルギーニやフェラーリのように、日本に支社を持つメーカーなら修理もできます。
しかし、スーパーカーの中には日本に代理店を持たないメーカーもあります。
そんなスーパーカーが故障したら修理が大変。
パーツを生産国から取り寄せても修理を依頼できる場所を探さなければなりません。

シザードアやガルウィングドアなどに不具合が発生した場合も同様です。
パーツが見つからない、修理業者がいないといった状況に陥る場合もありますね。
最悪、愛車がガレージに何ヶ月も眠ったままになる恐れもあるのです。

縦開きドアを持つ車やスーパーカーなどを購入する際の鉄則。
それは購入した車種を修理できるプロの業者を予め見つけておくことです。
その車種に詳しいプロであれば故障しやすい部分を知っていますし、部品の手配も可能です。
いわば車の主治医みたいなものですね。
不安を抱えることが多い特殊性のある車でも、相談できるプロがいれば安心。
憧れの車で楽しいカーライフを送ることができます。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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