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フロントガラスが凍結した時の対処法とやってはいけないこと

更新日:2022.01.12

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寒い朝、フロントガラスの霜より厄介なのが前日の雨の凍結。
溶けるまでの間、車内でじっと待っていると凍えそうな上に気持ちばかり焦りますよね。

でも、凍結を誤った対処法で溶かそうとするとフロントガラスが破損する恐れがあります。
凍結した時の正しい対処法とやってはいけないことについて解説します。

凍結したフロントガラスに熱い湯は厳禁!

フロントガラスの凍結には2種類あります。
ひとつは空気中の水分が凍結して結晶体となった霜。
もうひとつは前日の雨や雪などフロントガラスについた水分の凍結、つまり氷膜。
霜の場合は気温が3°C以下、氷膜は0°C以下になると現象が起きます。
よく晴れた朝方、フロントガラスが真っ白になっていたら霜。
晴れていても氷膜が張っていたら付着していた水分の凍結ですね。

霜と氷膜、形成に若干の違いはあっても運転に支障を及ぼす点は同じ。
でも、気持ちが急いているからといって誤った対処法で凍結を溶かすのはとても危険です。

とくにやってはいけないことの代表例はお湯を使うこと。
氷を溶かすならお湯がもっとも早い、とは誰もが考えるでしょう。
もちろん、お湯をかければ氷膜は溶けます。
しかし、お湯は氷膜だけでなくフロントガラス表面の温度まで急激に上げます。
ガラスは温度が上がると膨張する特性を持っています。
表面だけ膨張し、内部が冷えたままだと組織変化を起こして割れてしまうのです。

一般的なガラスが割れる温度は60°C。
ただし、これは常温の想定です。
車のフロントガラスは強固といっても凍結していればキンキンに冷えた状態。
60°C以下でも割れてしまう可能性は十分にあります。
どうしてもお湯しかない場合は手で触れても熱く感じないほどのぬるま湯を使ってください。

凍結温度の低いアルコールで溶かす解氷スプレー

なお、ぬるま湯で氷を溶かした後はきちんと拭き取りを行ってください。
拭き取りが不十分で水膜が残っていると、走行中の冷たい風で再び凍ってしまいます。

凍結を溶かすもっとも確実な方法は空調システムのデフロスター。
デフロスターとは霜を除去するという意味。
扇型に縦の波線が3本入っているマークがスイッチです。
エンジンが暖まるとダッシュボード上部から温かい空気を送って自然に氷膜を溶かします。

難点は時間がかかること。
車種にもよりますが、氷膜を溶かすまで10分程度かかることもあります。
忙しい朝、10分のロスはかなり苛立つ原因。
その10分を取り戻そうと危険な走行になってはデフロスターを使う意味がありません。

凍結をすばやく溶かすなら解氷スプレーが最適。
使い方はとてもカンタンで、氷膜や霜に噴霧するだけ。
ぬるま湯と同じ程度の早さで溶かすことができます。

解氷スプレーの主成分は凍結温度の低いエタノールなどのアルコール類。
水の凍結温度が0°Cに対してエタノールは−114.5°Cと低いため、溶かすことができるのです。
寒い季節、グローブボックスに常備しておきたいアイテムですね。

解氷スプレーを使う時の注意点

ただし使用する際の注意点もあります。
1点はフロントガラス以外の部分に付着させないこと。
解氷スプレーに含まれているアルコール類はゴムを劣化させます。
フロントガラス周囲のモールに付着させないようにしてください。

ワイパーもフロントガラスとの接面部分はゴム。
解消スプレーを使う際は必ず立てるようにしましょう。
フロントガラスにワイパーが凍りついている時、無理に剥がそうとするのは禁物。
デフロスターを併用し、接面部分が溶けるまで待つ方が無難です。

もう1点は解氷スプレーの噴霧液をボディに付着させないこと。
解氷スプレーの種類によってはボディのペイントを劣化させ、シミを作ることがあります。
ぬるま湯と同様、霜や氷膜を溶かしたら速やかに拭き取りを行ってください。

最善の予防対策はプロ施工の撥水コーティング

上記のようにフロントガラスが凍結するとかなり手間と時間がかかります。
この手間と時間を省くためには予防対策を講じることが大切。
霜であればフロントガラスを毛布などで覆う対策が有効です。
しかし雨や雪の後などに形成される氷膜には逆効果。
毛布や凍結防止シートがフロントガラスに張りついてしまうと取り除く手間が生じます。

予防対策のベストはプロによる撥水コーティングを施すことです。
フロントガラスは一見、きれいに見えても細かなチリやホコリ、油膜などが付着しています。
霜や水分がつきやすい状態ですね。

撥水コーティングを施せばガラス面が滑らかになるため、霜や水分を弾いてくれます。
プロ施工をすすめる理由はコーティング前の下地処理。
フロントガラスに付着している汚れを徹底的に除去してくれます。
撥水コーティング剤にはDIY用の市販品もありますが、下地処理をしなければ効果は半減。

またプロ施工の撥水コーティング剤は市販品と違って長い持続性が特徴のひとつです。
車の保管方法にもよりますが、一般的に持続性は約3年。
対して市販品の持続性は約3〜6ヶ月。
DIYの手間と費用を考えたらプロ施工を選んだ方が賢明ですね。

寒い朝でなくとも、フロントガラスの水玉がコロコロと落ちるのは気持ちの良い光景。
スッキリした視界のフロントガラスで安全なカーライフを楽しんでください。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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