車のガラスコーティング剤は種類が豊富！おすすめはどれ？

更新日：2018.08.24

車に使われるガラスコーティング剤は、種類が豊富でどれを選ぶと良いのか難しいでしょう。
大事なポイントは種類によって違う特徴を知り、最適なものを選べるようになることです。
ガラスコーティング剤の種類と特徴、おすすめなどを見てみましょう。

車のコーティング剤は大きく分けると、以下の3つの種類があります。

・ガラス系コーティング剤
・ポリマー系コーティング剤
・カーワックス系コーティング剤

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ガラス系コーティング剤はさらに2つの種類に分けることができ、硬化系と繊維系のものがあります。
硬化系のコーティング剤はもっとも値段が高く、効果も高いのが特徴です。

ケイ素という成分が含まれていて、ケイ素が酸素と結合することで車体を保護する仕組みです。

衝撃にも強く、汚れも付きにくいので、長期間愛車を保護することができ、耐久性や防汚性を重視するならおすすめのコーティング剤となります。

繊維系のコーティング剤はガラス繊維が使われていて、繊維が車体を保護します。

性能面では硬化型に劣るのですが、塗装するのが簡単で扱いやすいのが利点でしょう。

手軽に塗装をしたいなら、硬化系よりも繊維系の方が優れています。

ポリマー系コーティング剤は、フッ素や樹脂といった成分を使っていて、使用する成分からガラス系のものとは違いが見られます。

ガラス系コーティング剤が登場するまでは、このポリマー系コーティング剤が主流でよく使われていました。
値段も安く、塗装も簡単なのでとにかく手軽に使えるのがメリットです。

とはいえガラス系コーティング剤と比較すると耐久力が低く、短い期間で塗装のやり直しが求められます。

効果を発揮している間はちゃんと車体を保護できますが、すぐに効果が落ちてしまうのです。

塗装が簡単でも塗り直しをするのは面倒ですし、買い替えも定期的にしないといけないので、結果的にはそれなりの費用がかかってしまいます。

最低限の保護さえできれば良いと考えるなら悪くありませんが、ガラス系コーティング剤と比較するとどうしても不満が残ります。

油脂を利用して車体を保護するコーティング剤です。私達にとってはもっとも身近なコーティング剤と言えるかもしれません。
すでにカーワックスを使っているという人も多いでしょう。

塗装するのがとても簡単で、作業もすぐに終わり、ある程度の耐久性も持っています。
ただしカーワックスはどちらかというと、車に光沢を持たせることが大きな目的で、傷や汚れを防ぐ効果はそれほど高くありません。

美しく見せるために光沢を出したい時は優れていますが、車体を保護するという点からはあまりおすすめできません。

大切な愛車をしっかり保護したいなら、他のコーティング剤を選ぶべきでしょう。

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