ガラスコーティングした車の洗車方法は?手洗い洗車や洗車機利用の注意点
更新日:2020.01.15
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「ガラスコーティングしたけど、洗車はどうすればよい?洗車の方法は?」 「手洗いのポイントは?」 「洗車機を利用してもよいの?」 「それらを行う上での注意点は?」
車にガラスコーティングを施した後に、これらの疑問をお持ちになる方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ご安心ください!
今回はこれらの疑問にお答えする形で、ガラスコーティングをした車の洗車方法や、手洗い洗車、または洗車機を利用する際の注意点などについてご紹介をしていきます。
ガラスコーティング施工後には洗車を定期的に行いましょう!
よく、ガラスコーティングを施工した後には洗車しなくてもいいという勘違いをされている方がいらっしゃいますが、これは厳密に言えば違います。
ガラスコーティングというのは確かに汚れをはじく、または汚れが落としやすくなるコーティングではあるのですが、それでもやはり汚れが長期間に渡って車のボディ、またはガラスコーティングの被膜に付着したままでいては、コーティングの本来の輝きや性能を発揮することはどうしても難しくなってしまいます。せっかくキラキラにした車が、何となくくすんでしまっていたらイヤですよね。
そのため汚れが酸化する前に出来る限り洗車を行わなければならないというわけです。そういった背景から、
「ガラスコーティングを施工した後には、洗車を定期的に行いましょう。」
というのが合言葉になるというわけです。
ちなみに、ガラスコーティングを行った後にはしばらくの間、おおよそ最低一週間程度は洗車は控えたほうがよろしいでしょう。
なぜかと言うとガラスコーティングというのは被膜が徐々に時間をかけて固くなっていく、つまり硬化するような仕組みのコーティング方法ですので、ガラスコーティングが完全に硬化する前に車にベタベタと触ってしまうと、その触った指紋や洗車をした際の細かい傷などが永遠にコーティング被膜上に残ってしまうというわけです。
そうなってしまうと、せっかくの輝きも台無しになってしまいますので、出来る限り注意したいところです。 この辺りについては「なかなかよくわからない」という方もいらっしゃるのですが、簡単に言うと飴に似ています。
飴を高温で熱して柔らかくして、その飴を触ると指紋などがつきますよね。その指紋というのは飴が完全に冷えて固まった時に、消えるわけではなくずっと残ります。飴の形が変わってしまっているからですね。ガラス被膜でもこれと同じことが起こっています。
このドロドロに溶けて柔らかくなっている飴が、ガラスコーティングを施工した直後の状態だと思っていただければよろしいかと思います。
つまり、ゆっくり時間をかけて固まっている最中に触ったり洗車をしたりしてしまうと、その傷が被膜の上から取れなくなってしまうというわけですね。
この辺りの事情については、ほとんどのガラスコーティング施工業者が最初にお客様にご説明を申し上げているのですが、ごくまれに「そうではない・説明が不十分」なケースが残念ながらあります。
一部の仲介業者さんなどが入った場合には、仲介業者さんがお客様への対応を行うことになることから、この辺りの事情をご説明しないまま、あるいは、よくわからないような不十分な説明しかしない状態で納品を行ってしまうケースが見られます。
実際にお客様からのお叱りの声にもこういったものがありますので、特にガラスコーティングを仲介業者経由で行う時には、施工業者にもきちんと「何をしたらいけないのか」、「どういう形で保管をすべきか」、「他に何か注意点などはないか」など、特に初めてのガラスコーティング施工の場合には質問されておくとよいでしょう。
そしてもし、その段階で説明に不十分な点があったり、あまり信用できないと感じられた場合には、施工業者を変えるというのもお客様が選ぶことの出来る選択肢のひとつです。
もちろん私共にお問い合わせを頂いた時には、誠心誠意わかりやすくガラスコーティングのメリット・デメリットについて、実際の状況に応じてご説明をさせていただいています。
少しでも分からないことがある時には、どうぞお気軽にお声かけくださいね。そしてきちんとご納得いただいた上で施工をご依頼いただければ幸いです。
ちなみに、洗車をする際には洗車機ではなく、出来る限り手洗い洗車で洗車するようにしたいところです。
というのも、洗車機は細かい傷などが車のボディに入ってしまう可能性があることから、ガラスコーティングを行い、極上のキラキラのツヤになったボディにはあまりおすすめできないというわけです。
ただし何もしないというのは一番良くありませんので、緊急避難的にどうしても、ということであれば、何もしないよりは洗車機で洗車していただいた方がよりガラスコーティング施工後の車が綺麗になります。
何もしなければもちろんガラスコーティングによって汚れなどははじいてはくれるものの、汚れが蓄積していけば当然車はどんどん加速度的に汚れてしまいますし、その汚れを放置してしまうと先ほども申し上げたように汚れが酸化してしまい、落としづらくなってしまいます。
まだガラスコーティングにもダメージが入ってしまいますので、あまり長い期間に渡って放置することはできないわけです。
自分で手洗洗車する際に気を付けるべき2つのポイントとは
そして、自分で手洗い洗車をする際に気をつけていただきたいポイントが二つあります。まず、一つずつご紹介していきます。
一つ目のポイントは「天気」です。
よく、晴れた日に天気もいいから洗車しよう、ということで洗車をされている方がいらっしゃいますが、これは厳密にはあまりおすすめできません。特にガラスコーティングを行った直後ということであれば、余計にお勧めすることはできません。
なぜかと言うと理由は簡単で、晴れていると砂埃などが舞い上がってしまう可能性があり、これらが細かくボディに傷をつけてしまう可能性があるからです。
砂やほこりなどについてはなかなかバカにできないもので、砂を高圧でガラスに吹き付けることで傷をつけて模様をつくるサンドブラストアートという芸術作品があるくらいですから、そのパワーは計り知れないのです。
また、砂やほこりというのは非常に細かい粒子を持っていますので、車の表面に付着してしまうとなかなか目で見えないことから、気付かないうちに傷が入ってしまうというリスクもあるというわけです。
そういったことから、本当の洗車日和は雨上がりの日や、湿度高めの曇りの日だったりするのです。洗っている側からすれば気温が高く、晴れている日の方が心地よいものですが、車は決してそうでもない、と覚えておいて下さい。
そして、二つ目のポイントが非常に重要なのですが、洗車する際には、出来る限りひとつの面を洗ったらすぐに一つの面を拭く、そして、水気を取るというポイントが挙げられます。
一気に全体を洗ってしまうと自力で洗車している場合、水を拭き取り水気を取るまでに洗車機やスタンドでの洗車よりも時間がかかってしまうことがあります。
こうなってしまうとあまり良い結果にはならないことが多いため、出来る限り一つの面に水をかけて汚れを落とし、スピーディーに水気を拭き取ると言うところまでをワンステップとして、このステップを繰り返すような雰囲気で洗車されるとよろしいでしょう。
また、おまけとして挙げられるポイントとしてはスポンジの使い方というものがあります。よく、洗車をする際に映画などの影響でスポンジをくるくると回して汚れを取ろうとする方がいらっしゃいます。
確かに、この方法のほうが汚れも落ちやすそうな気がしますし、実際に汚れを落とすためにシッカリと洗車している気がして気持ち良いものですが、これでは逆に車についている微粒子レベルの小さな細かいホコリなどがくるくるとスポンジによってまわされることで傷をつけてしまう原因になりかねません。
そうなってしまうとせっかく洗車をしたのに仕上がりが微妙な感じになってしまいますので、スポンジを使う際には洗剤をよく泡立てて、スポンジとボディの間に泡を置くような感じで優しく撫でるようにスポンジを滑らすとよろしいでしょう。
また、スポンジを使う際には往復するような形ではなく右から左または、左から右と方向を決めて、一つの方向に向かって何度もなでていくとより傷がつきづらく車にやさしい洗車の方法となります。
最初からスポンジで洗うと傷がつくことも!?まずは、汚れを落とそう
そして、先ほどスポンジの使い方などについてご紹介をしたところではありますが、最初からスポンジでガシガシと車を洗って行くと、いくら優しく洗っていても車のボディに傷がついてしまうことがあります。
この原因は先ほども申し上げた通りで細かい汚れなどがついていたり、砂埃などが付着していることによってそれがいわゆる弾丸のような形になってしまい、どちらかと言うとカーボディウォッシュというよりはスクラブをかけているような状況になってしまいます。
ガラスコーティングをしている、ツルツルのせっかくのカーボディにスクラブをかけるとなると、これほど恐ろしいことはありませんよね。
そのためまずは、そういった悲しい事態を避けるためにもしっかりと水をかけ「汚れを落とす」というところからスタートすることが重要です。
まれに「少しの水気で洗えば、それでよい」という方もいらっしゃいますが、たっぷりの水でまず、ボディを洗い流して汚れも落としてしまってから洗車されると宜しいでしょう。
特にガラスコーティングを施工している車については水洗いでもある程度汚れがポロポロと流れるように落ちていってくれますので、この特徴を活かし、最初は水で汚れを落とし、ある程度細かい汚れが落ちた段階でスポンジで優しく洗うようにすると極上の仕上がりが体験できますよ。
シャンプーでの洗車は洗い残しがないようにすること!
シャンプーを使って洗車をする場合には、洗い残しがないようにすること、というのも大変重要なポイントとなります。
基本的には、先ほどのようにたっぷりの水ですすぎを行うというのが大前提になってくるわけですが、この洗い残しや洗剤・シャンプーの残りなどが出てしまうと、そこからガラスコーティングに思わぬダメージを与えてしまうことが想定されます。
そうなってしまうとあまり気持ちのいいものでもありませんし、せっかくのガラスコーティングが台無しになってしまうケースも想定されますので、とにかく、洗い残しがないように「すすぎ」もたっぷりの水をかけて、また、洗剤を含まないスポンジで優しくシャンプーなどを落としていくというのも重要なポイントとなります。
また、順番についてもシャンプーを使った洗車の場合は、考えておくとよろしいでしょう。というのも、出来る限りシャンプーが車のボディに接触している時間というのは短い方が良いものでうまく構成を考えるとシャンプーが車のボディに接触している時間を最低限に抑えることが可能となっています。
下記のような流れで洗車をすると、より効率的に、そして、車に優しいシャンプー洗車をすることができるようになります。
【洗車の順序】
1.車の天井から洗っていき、続いてボンネットを洗います。 2.フロントリアのそれぞれの窓を洗います。 3.トランクの部分からサイドを磨きます。 4.バンパーやスポイラなど磨きます。
人間の体で言うと頭から足に向かって洗っていくような感じですね。この時、一つの面を洗ったら都度、すすいでいき、さらに水気を拭き取ることもお忘れなく。
ガラスコーティング後の洗車機は利用しても大丈夫?
ガラスコーティングを行った後には一つの疑問が残るケースが多く見られます。それすなわち「ガラスコーティング後に洗車機は利用しても大丈夫なのか?」という疑問です。
実際この疑問についてはよく、ご質問をいただくことが多く、多くの方が疑問に思っていらっしゃることなのだと認識しております。
結論から言ってしまうとガラスコーティング後には洗車機を出来る限り利用しない方がよろしいでしょう。
なぜかと言うと洗車機というのはブラシを使っていることが多く、そのブラシは他の車両の洗車をした際に小さなホコリや小石などを巻き上げてしまっているケースがあります。
それらの小石や砂が十分にブラシから脱落していない状態でガラスコーティングした車を洗車するとなってしまうと、かなりガラスコーティングをした車にダメージが入ってしまいます。
そのため洗車機についてはブラシのある洗車機はあまりおすすめできないというわけです。ただし、洗車機の中にもノーブラシ洗車というものを行っているものがあり、こちらについては問題はほぼないと言ってよいでしょう。
ノーブラシ洗車機を利用しさらに、このあとご紹介するような対策を取っていただければ、洗車機も使っていただいて問題はありません。
ノーブラシ洗車はボディに傷がつくのをおさえてくれます
ノーブラシ洗車という洗車機は文字通りブラシを使わない洗車機です。ではどのように洗車を行うのかと言うと、高圧の水を使って洗車を行うような仕組みになっています。
いわゆるゴムのブラシやプラスチックのブラシなどを使わず、高圧の水によって生じる水圧で汚れを落としていくようなスタイルをとる洗車ということですので、車には傷がつかないという利点があります。
場合によっては、全自動のブラシ洗車機よりも短い時間で洗車をすることができるケースもあるなど、何かとメリットの多いこのノーブラシ洗車。ボディに傷がつくのを抑えてくれるというメリットがありますね。
なお、ノーブラシ洗車については車体の下回りの洗浄を行うことができないケースがほとんどです。また、ブラシで洗うことを行わないため、大まかな部分にしか水が当たらず、細かいところの洗浄までは行うことができないことがほとんどです。
そのためノーブラシ洗車を行った後に細かい部分を自分の手で洗う作業が必要になります。
まとめ
今回はガラスコーティングをした車の洗車の方法や、ガラスコーティングした車は洗車機を使っても大丈夫なのか?という疑問にお答えする形でご紹介をしてきました。
ガラスコーティングを行った車は原則として洗車機のブラシなどは使わないノーブラシ洗車かスポンジなどで優しく手洗いをすることが重要だということが、おわかりいただけたのではないかと思います。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。