本革ステアリングの手入れ方法|劣化を防ぐプロのメンテナンス術【コーティング専門店が解説】
更新日:2025.10.25

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無機質で固い樹脂製に比べ、しっとりして握り心地の良い本革ステアリング。
しかし手入れを怠ると革が劣化してツヤや手触りが損なわれてしまいます。
良い状態を維持するためにはメンテナンスが欠かせません。
この記事では、プロの視点から本革ステアリングの正しい手入れ方法と劣化防止のポイントを解説します。
本革ステアリングの魅力と特徴
鞣し(なめし)加工を施した革のメリットは、手触りが良いこと。
運転中、もっとも手の触れる時間が長いステアリングにはピッタリの素材です。
かつては樹脂製ステアリングが主流でしたが、現在ではエアバッグ搭載をきっかけに本革ステアリングが標準化。
コンパクトカーや軽自動車でも採用されるほど一般的になりました。
本革のメリットは滑りにくく、安全性と高級感を両立できる点です。
パンチング加工で操作性を高めたタイプもあり、見た目にも上質感があります。
ただし、これらの魅力を保つには定期的なメンテナンスが欠かせません。
本革ステアリングが劣化する原因
本革ステアリングは常に過酷な環境にさらされています。
真夏は直射日光による高温と紫外線、冬は乾燥と低温。
さらに手の皮脂や汗、ホコリ、チリなどが付着します。
メンテナンスされないままだと革は固くなり、ツルツルしたり、表面が剥がれてまだら模様になることも。
ここまで劣化が進むと修復はほぼ不可能で、高級感が失われてしまいます。
主な劣化原因は以下の3つです。
1. 紫外線による乾燥とひび割れ
2. 手の皮脂・汗による酸化汚れ
3. 室内の温度変化によるダメージ
シートやマットの清掃時には、ステアリングも忘れずにケアしましょう。
汚れ落としが劣化防止の第一歩
革は湿度に合わせて水分を吸収・放出するため、常に呼吸しています。
しかし汚れで表面が詰まると呼吸ができず、劣化が進行します。
メンテナンスの第一歩は汚れを落とすこと。
水で濡らして固く絞ったタオルで、優しく撫でるように拭き取ります。
強く擦ると革表面が傷むため、力を入れずに丁寧に行いましょう。
ステッチ部分は特に汚れが溜まりやすい場所です。
タオルで落ちにくい場合は、毛先の柔らかい歯ブラシで軽くかき出します。
くすんだ色を戻すには、電子レンジで温めた蒸しタオルを当てるのも有効です。
洗剤を使わなくても汚れは落ちるため、「生き物を扱うように優しく」が基本です。
水溶性ローションを使った保護方法
汚れを落としたら、次は保湿・保護のステップです。
一般的なレザークリームは油分が多く、ステアリングがベトつく原因になります。
おすすめは、人の肌用に作られた水溶性ローション。
特にベビーローションは、本革ステアリングのメンテナンス定番アイテムです。
使い方は簡単。
ベビーローションをステアリング全体にたっぷり塗り、1時間ほど乾かすだけ。
余分な分は乾いたタオルで拭き取れば、しっとりとした質感とツヤが戻ります。
また、革シート用のウェットシートでサッと拭くだけでも保湿効果があります。
プロによるレザーコーティングも選択肢
もっと手間を省きたい方は、プロに依頼する「レザーコーティング」もおすすめです。
コーティング専門店ジャバでは、革表面を保護する専用コート剤を施工可能。
汚れがついても固く絞ったタオルで拭くだけで、いつまでも新品の輝きをキープできます。
まとめ|定期メンテナンスで質感を長く保とう
本革ステアリングは、しっとり感こそ最大の魅力。
その質感を長く保つには、日頃のケアが欠かせません。
- 定期的に汚れを落とす
- ベビーローションなどで保湿する
- プロのコーティングで長期保護
正しいメンテナンスを続ければ、新品のような手触りとツヤを長期間維持できます。
快適なドライブのためにも、今日から本革ハンドルのケアを始めましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。










