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車のブレーキが鳴くのはなぜ?原因と対策を解説

更新日:2024.03.13

ブレーキを踏んだ時に「キーッ」と甲高い音が聞こえると、とても不快になりますよね。
これ、いわゆるブレーキ鳴きと呼ばれる現象です。
ブレーキ鳴きが初期症状から進行すると不快だけに収まらず安全面に影響が出ます。
車のブレーキが鳴く原因と対策を解説します。

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車を減速、停止させるブレーキは主に2種類

車のブレーキは主にディスク式とドラム式の2種類があります。

ディスク式はタイヤとシンクロして回転する円盤を挟み込んで減速、停止させる仕組み。
ドラム式は同じくタイヤとシンクロする円筒状を内部から押し当てて減速、停止させる仕組み。

かつて、ブレーキといえばドラム式が定番でしたが現在はディスク式が主流になっています。
その理由はディスク式の方が制動力の安定性に優れており、放熱性が高く水にも強いから。

もちろん、ドラム式にもメリットがあります。
ブレーキの効きという面ではドラム式の方が上、しかも構造がカンタンなので安価。
ただし放熱性が悪く、細かなブレーキ操作が苦手なのです。

ドラム式が主流の時代、ブレーキを踏むとガクンと急停車することが頻繁にありました。
4輪ともディスク式の車種が増えましたが、ドラム式を使っている車種もあります。
前輪駆動の軽自動車やコンパクトカーは今でも後輪にドラム式を採用しています。

ブレーキを踏むと音が鳴る理由

では、ブレーキ鳴きするのはどちらの方式でしょうか?
答えはディスク式。
不快な「キーッ」という音、聞こえるのは大抵、前輪からです。
軽自動車やコンパクトカーも前輪はディスク式。
当然、ブレーキ鳴きが発生します。

ディスク式は円盤を挟み込んで減速、停止させるために摩擦材のパッドを使用します。
パッドをカンタンに説明すると、金属板の上に摩擦材を接着させた構造になっています。
摩擦材は常時、金属の円盤に接しており、ブレーキを踏むと摩擦材が円盤を強く挟みます。
その際、摩擦材は金属より柔らかいので当然、すり減っていきます。

摩擦材の厚みは一般的に10mm程度。
完全にすり減ってしまうと金属同士の摩擦になってブレーキシステムが壊れてしまいます。
それを避けるために、摩擦材周囲にはインジケーターが設けられています。
これは金属製の突起で摩擦材がある程度すり減ると円盤と接触する仕組み。
金属同士が擦り合うので当然、甲高い音を発生させます。
これが、ブレーキ鳴きの原因。

つまりブレーキパッドの摩擦材が減ってきている、と教えてくれているわけですね。
ちなみにドラム式は円筒形状内部に摩擦材を押し当てるブレーキライニングがあります。
こちらの摩擦材の厚みは5mm程度。
ドラム式にはディスク式のインジケーターに相当するパーツがありません。
したがってライニングの摩擦材が完全に消耗すると激しい金属音と不安定な制動が発生します。

ブレーキパッドの交換時期

ブレーキ鳴きが聞こえたら、ブレーキパッドの交換時期。
放置したまま走行すると、やがてブレーキを踏んだ時に摩擦材が完全に消耗してしまいます。
パッドの金属面と円盤が摩擦すると制動が不安定になり、円盤も損傷を受けます。
円盤、つまりディスクローターが破損すると他の部分の損傷も考えられます。

最悪の場合、パッドを押し込むためのキャリパーもオーバーホールしなければなりません。
万が一の事態に陥らなくても、経済的損傷が大きくなってしまいますよね。

パッドの寿命は一般的に4〜5年、走行距離5万km前後といわれています。
ただし、これはブレーキの使用頻度によって変わってきます。
ストップアンドゴーが多い市街地や坂道の多いところを走っていれば寿命も早まります。

したがって一般的な寿命に関わらず、ブレーキ鳴きが聞こえたら早めにパッド交換をしましょう。
なお、パッド摩擦材の厚みが1.6mm以下になると車検を通すことができなくなります。

ブレーキ鳴き以外の異音とは?

キーッという甲高い金属音がブレーキ鳴き。
初期症状であれば、すぐに安全面に影響を及ぼすということはありません。

ただし、ブレーキ回りからはいろいろな異音が発生する場合があります。
症状によっては即、危険につながることもあるので異音には十分、注意を払ってください。

たとえばゴーッと鈍い音。
これはディスクローターが錆びた状態でパッドと接触した時に発生する異音。
ディスクローターはむき出しの鉄なので雨が降った後など、しばらく乗らないと錆びます。

この異音が聞こえてもディスクローターに問題がなければ錆が落ちて音も消えます。
しかし異音が続くようであればディスクローターの錆が進行している状態。
速やかに民間の整備工場などプロに調べてもらいましょう。

シューッという空気が漏れるような音が聞こえたら赤信号です。
ブレーキには踏力を高めるブレーキブースター(倍力装置)が装備されています。
シューッという音はブレーキブースターから発生している危険性があります。

踏力が通常よりも必要と感じたら、これもプロに即相談。
パッドに限らず、ブレーキ関連のパーツは安全運転に大きく関わる部分。
自分で判断したり修理したりせず、プロに診断や修理を任せた方が賢明です。
ブレーキを定期的に点検して、安心のカーライフを送りましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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