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オープンカーの幌が破れた時の補修法と予防策

更新日:2022.11.09

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屋根のないオープンカーの魅力はなんといっても開放感。
しかし高温多湿、雨の多い日本では屋根代わりになる幌が欠かせません。
使用頻度の高い幌は経年で傷み、破れることもあります。
幌が破れた時の補修法と予防策を解説します。

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ソフトトップは経年で必ず劣化する

オープンカーにはいろいろな種類があります。
代表的な例がスポーツタイプの2シーター。
ルーフがない分、軽量化と低重心化が図れるので操縦性が向上します。

それからコンパクトカーの4シーター。
気軽に開放感を味わえる車ですね。
ラグジュアリーサイズのフルオープンカーもあります。

かつてはアメ車に多くありましたが、今はドイツ車が主流。
どのオープンカーであっても、補助的な機能としてルーフが格納されています。
電動ハードトップは隙間から水漏れの心配はあっても破れることはありません。

問題は手動、電動を問わずソフトトップ、いわゆる幌ですね。
軽量化やコストダウンを目的としている場合、幌の多くはキャンバス生地またはビニールレザー。
ルーフの一部を開放するカブリオレやキャンバストップもこれらの生地を使っています。

新車納入時は幌の色が鮮やかで装着してもボディと同調しているでしょう。
しかし経年とともに色あせてきたり破れてきたり。
オープンカーで、もっとも早く劣化するのが幌なのです。

幌が破れる原因と補修法

幌が破れる原因は主に2つあります。
ひとつは幌を支える骨組み。
幌を何度も開閉していると骨組みの部分が擦れて破れてしまうのです。

もうひとつは太陽の紫外線。
キャンバス生地やビニールレザーは紫外線を浴びていると劣化が早まります。
全体的に色あせてきたら生地や素材が弱っている証拠。
キャンバス生地であれば、ほつれの部分から破れることがあります。
またビニールレザーはしなやかさがなくなり、硬化してきたら軽い衝撃で亀裂が入ります。

破れた部分がわずかでも放置は禁物。
幌をしたまま走行すると風の圧力がかかり、破れた部分が広がってしまいます。
見た目が悪いだけでなく、破れた部分から風や雨が侵入、快適性は大きく損なわれます。
早急の修理が必要ですね。

もっとも簡単な補修法は粘着テープを貼ること。
ただし、一般的なガムテープなどではすぐに剥がれてしまいます。
使用するのはテントなどを補修するための耐水・耐候の強力タイプ。
破れた部分をクリップなどで留め、内側と外側の両方から貼り付けましょう。

もう少し手間をかけるなら、幌と同じ生地またはビニールレザーを当布として用意します。
その当布を強力な接着剤または粘着テープで貼り付けます。
コツとしては粘着する部分を耐水ペーパーなどで擦っておくこと。
粘着力が強くなります。
これで当分の間、破れた部分に悩まされることはないでしょう。

幌の補修跡が気になるなら思い切って交換する

粘着テープはどれほど強力といっても長持ちするわけではありません。
また見栄えを気にする人にとっては目を背けたくなる補修法になってしまいます。

破れた部分をできるだけ目立たなくするなら縫って補修しましょう。
破れた部分の裏側に当布を縫込み、表側の破れを合わせて縫えば補修跡があまり目立ちません。
ただし、この補修法ができるのは骨組みに当たらない部分。
骨組みに当たる部分は生地が薄くなってしまうので補修範囲が広くなり、どうしても目立ちます。
中途半端に目立つぐらいだったら、逆にお気に入りのワッペンを表側の当布に使う手もあります。
コンパクトカーやスポーツカーであればポップな外観にできますよ。

幌が破れた場合、繕うことはできてもDIYで目立たないように補修するのはほぼ不可能。
補修跡がどうしても我慢できない人は思い切って交換しましょう。
ディーラーだと高くなりますが、民間の専門業者に依頼すれば予算を軽減できます。

幌の劣化予防はプロのコーティングが最善策

オープンカーは本来、屋根付き車庫にしまってセカンドカーとして楽しむための車。
日常的に使い、屋外駐車しているのであれば幌の劣化は仕方のないこと、と割り切りましょう。

ただし、劣化を予防、軽減させる方法はあります。
それは幌をコーティングすること。
カーショップでは幌用の撥水スプレーやコーティング剤が販売されています。
確かにこれら市販品でも塗布直後は効果を発揮します。

しかし持続力が短い上、何度も塗布していると防水剤で幌全体が白っぽくなることがあります。
やはり幌のコーティングをするならプロに依頼することをおすすめします。
プロに依頼するメリットはクオリティの差。
作業工程では最初に幌の汚れを徹底的に除去して、幌本来の色合いに近づけます。

次に、コーティング剤の密着性を高めるために専用クリーナーで油分を落とします。
それから幌の生地、素材に合わせたコーティング剤を選んで塗布。
最後に遠赤外線でしっかりと乾燥させます。
この作業、DIYではなかなかできませんよね。

コーティング後は汚れても水洗いで簡単に落とせますし、大気中の有害物質からも保護できます。
多少、古くなった幌でも劣化を遅らせることができますが、やはり新車時の施工がベスト。
幌を新品状態のまま、長持ちさせてくれます。

幌は本来、目立たない存在。
しかしプロのコーティングをすれば、雨の日でも安心して快適なオープンカーライフを楽しめます。

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スタッフ

田島和明(東大阪外環店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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