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車のバッテリーが上がる原因は何?対応法も解説

更新日:2022.02.28

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車のスタートボタンを押してもキーを回してもまったく動かない!
それ、バッテリー上がりが原因ではありませんか?
うっかりミスや劣化兆候の見逃しがあるとバッテリーは上がってしまいます。
バッテリーが上がる原因や対処法を解説しましょう。

バッテリーが安定して電力を供給できる仕組み

車を運転するのに電力は不可欠。
ヘッドライトやワイパー、エアコンなどはもちろん、エンジンを動かすためにも電力が必要です。
エンジンを始動させるのはセルモーター(セルスターター)。
セルモーターは和製英語でcell、つまり電池で動くモーターというのが語源の一説です。
電池はもちろん、車に搭載されているバッテリーですね。

内部には複数の極板からなる層とバッテリー液が入っており、電気を蓄えることができます。
しかし、エンジン始動や他のパーツを作動させるとすぐに電気は足りなくなってしまいます。
エンジンの回転と同時に作動するオルタネーターは発電機。
電気が少なくなったバッテリーに充電する役割を持っています。

つまり、バッテリーとエンジンが正常であれば電力が足りなくなることはないのです。
逆にいえば、バッテリー上がり(電力不足)に陥るのはどこかに異常があったということ。
異常を引き起こす原因を予め知っておけば、バッテリー上がりの予防につながります。

バッテリー上がりの兆候とは?

バッテリーが上がる原因はいくつかあります。
代表的なのはバッテリーの劣化。
バッテリーは消耗品で、一般的なガソリン車の寿命は2〜5年といわれています。
寿命の期間幅が長いのは使い方で大きく変わるからです。

劣化が早まるのは一般的な使い方より厳しい状況を表すシビアコンディション。
近距離走行を頻繁に繰り返すこともそのひとつです。

ただし、バッテリーが劣化してもいきなり上がることはありません。
必ず劣化の兆候が表れるので、それを見逃さず早めに交換しましょう。
症状としては以下のようなことが上げられます。

・セルモーターの回転が弱い
セルモーターはクランクシャフトを動かすのでもっとも電力が必要です。
電力が一度に流れる単位を表すのはアンペア。
セルモーターは平均180A前後が必要で、車の電装品の中でも最大です。
普段、キュルキュルっとすぐに回転してエンジンがかかれば正常。
キュル、キュルと回転速度が遅く感じたら弱っている証拠です。

・パワーウインドウやワイパーの動きが遅くなる
バッテリーが劣化すると電力消費が多いパーツの動きが鈍くなります。
パワーウインドウやワイパーは平均6〜8A。
単体であれば動きの鈍さは感じられませんが、電装品をフル作動させた時に鈍くなります。
とくに雨の日の夜などは症状が出やすくなります。

なお、ヘッドライトも電力消費の激しいパーツのひとつ。
しかしLEDやHIDは明るさが安定しているので劣化の症状を見つけにくくなっています。

・サルフェーション現象が発生している
劣化したバッテリーは上部が白くなっています。
これはバッテリー内部の希硫酸が電気を通さない結晶となるサルフェーション現象の表面化。
充電が鈍くなっているので早めに交換した方が無難です。

これらの症状が発生したらバッテリーの寿命は間近。
まだ大丈夫だろう、という甘い考えは禁物です。
出先や大切な日に車が動かない、という最悪の事態に陥ることもあります。

バッテリーが上がった時の対応法

バッテリーが上がるもうひとつの原因はうっかりミス。
ヘッドライトやハザードランプ、ルームランプなどの消し忘れが代表例ですね。
うっかりミスでバッテリーを上げてしまうと兆候がないまま、車の機能が止まってしまいます。
こうなるとJAFや契約している任意保険会社のロードサービスに連絡するのが最善の対応法。

ただし、救助車がいれば自分でも応急処置ができます。
それは黒と赤のブースターケーブルを使ったジャンピングスタート。
救援車のバッテリーを使って故障車のエンジンをかける方法です。
手順は以下のようになります。

1. 救援車をケーブルが届く安全な場所に駐める。
2. 救援車と故障車のエンジン、電装品をすべて止める。
3. 赤のケーブルで故障車のプラス端子、救援車のプラス端子の順でつなぐ。
4. 黒のケーブルで救援車のマイナス端子、故障車の塗装されていない金属部分の順でつなぐ。
5. 救援車がエンジンをかけ、アイドリングを高めの回転域で維持する。
6. 故障車のエンジンをかける。
7. ケーブルをつないだ順と逆の順に外していく

ケーブルをつなげる時と外す時の順序は必ず守ってください。
順序を間違えるとショートする場合があります。
また故障車のエンジンがかかった後はできるだけエンジンを切らず走行を続けてください。
アイドリング状態だけでは再充電が不足します。

バッテリー上がりを予防するならプロにメンテナンスを依頼する

応急処置で車が動くようになってもバッテリーは劣化から回復しません。
エンジンを切ると再始動しない場合もあります。
バッテリー交換は自分でも可能ですが、かなりの手間。
重いバッテリーを持ってカーショップに行かなければなりませんし、設置も面倒。
やはりバッテリーはつねに正常な状態にしておくことが最善の予防策です。

兆候を見定めるのも予防につながりますが、もっと大切なのは日頃のメンテナンス。
プロに依頼すればバッテリー上がりも確実に防ぐことができます。

バッテリーは外観上でサルフェーション現象が起きているとほぼ手遅れ。
大切なのは内部の充電機能状態です。
修理工場などの専門業者はバッテリーチェッカーという専用器具で内部を確認。
劣化状態も数値で的確に判断します。
プロに定期的なメンテナンスを任せ、安心のカーライフを送りましょう。

スタッフ

田島和明(東大阪外環店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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