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車の傷の錆止め方法とは?

更新日:2022.02.04

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ボディについた小さな傷、塗装面の下の地金まで見えていたら要注意。
たとえ面積が小さくても深い傷を放置しておくと錆の原因となります。
錆は塗装面の下でボディを侵食、ダメージは広がるばかり。
小傷で地金まで見えた時の錆止め方法やその注意点について解説します。

傷ができるとなぜ錆が発生するのか?

ボディを輝かせ、フォルムを美しく見せているのが塗装。
デザイン的に大きな役割を担っていますが、塗装にはもうひとつ重要な役割があります。

それはボディの保護。
ボディは主に鋼板を成形して組み合わせています。
最近では軽量化や高強度のためにいろいろな種類の鋼板が採用されていますね。
鋼板、といっても要は鉄。
むき出しのままで雨風、砂にさらされてしまえば錆が発生します。

そこで塗装の出番。
鋼板の上に何層も塗装を重ね、ボディを錆から保護しているのです。

一般的な国産車の場合。塗装は3層。
下塗り、中塗り、上塗りとなり、さらにその上に透明感を出すクリア塗装が施されます。
高級車になると塗装の層が増え、深みのあるボディカラーになるわけですね。

ただし、重なった層といっても一般的な塗装の厚さは0.1mm程度。
ほぼ髪の毛の太さぐらいしかありません。
小さな傷でも鋼板、つまり地金部分まで達してしまうケースは多々あります。
地金がむき出しになると、なぜ錆びてしまうのでしょう?

それは空気と水によって鉄に化学反応が起き、表面が酸化してしまうからです。
これが赤錆ですね。

錆は一度発生すると加速度的に進行し、塗装内部に広がっていきます。
塗装表面が浮き上がったら内部で錆が進行している証拠。
放置しておくと塗装内部の錆面積が広がるだけでなく、鋼板強度が劣化する恐れもあります。
傷で地金が見えたら、錆が発生する前に錆止めの処置を速やかに行いましょう。

タッチペンを使った錆止め方法の注意点

ボディの傷が細い線状で、しかもまだ錆びていない状態であればDIYで錆止めができます。
用意するのはマスキングテープ、コンパウンド、錆止めスプレー、タッチペンだけ。

最初にマスキングテープで傷の周囲を覆い、ボディの他の部分を保護します。
次に錆止めスプレーを塗布、乾いたらタッチペンで傷を塞ぐだけです。

注意点としてはタッチペンを一度に多く塗らないこと。
ペイント液を一度にたっぷり盛ると液垂れして手間が増えます。
一度目の塗布で傷とボディの段差があっても、必ず乾かして重ね塗りしてください。

タッチペンによる補修が完了したら表面をコンパウンドで磨き、マスキングテープを剥がします。
赤錆がわずかでも発生していた場合は必ず作業前に落としてください。
その際、耐水ペーパーでも構いませんが、傷周囲の塗装を落とさないように注意しましょう。
手芸やホビー用のミニルーターを使うときれいに錆びを落とせます。

なお、タッチペンはボディと同色を選ぶのが鉄則。
ペイントカラーは車の型式プレートに表示されています。

面積が広い傷の錆止め方法

傷の面積が広くなると、錆止め作業はかなり手間がかかります。
基本的な作業は細い線状の傷と変わりませんが、下地処理や塗装がかなり面倒。
完璧な仕上がりを求めず、錆止めしておけばいい、という人はDIYでチャレンジしましょう。
以下にその方法を紹介します。

①錆を落とす
最初に耐水ペーパー(150〜320番)を使って赤錆を落とし、地金をきれいにします。
錆は塗装の下を侵食している場合があるので、傷の周囲も塗装を落としましょう。

②下地処理
マスキングテープで傷の周囲を覆い、ボディを保護します。
スプレー類は広範囲に飛び散るので、傷周囲の面積は大きく取りましょう。
次に耐水ペーパーできれいにした部分へシリコンオフを吹きつけます。

シリコンオフは金属表面の油脂や汚れを取り除く溶剤。
ペイントをきれいに塗布するために欠かせない用品です。

③プラサフを塗布する
プラサフとはプライマーとサフェーサーを合わせた溶剤。
下地と塗料の接着効果を高めるのがプライマー。
サフェーサーには錆止め効果や浅い凹みを補修する効果があります。

塗布する際の注意点は一度に大量の溶剤を噴霧しないこと。
液垂れして表面が凸凹になるだけでなく、乾きが遅くなります。

④カラースプレーを塗布する
プラサフがしっかり乾いたらボディと同色のカラースプレーを噴霧します。
注意点はプラサフと同じです。
一度で済ませようと大量の溶剤を吹きつけると液垂れして失敗します。
最低3〜4回、ペイントが乾いてから重ね塗りをすればきれいな仕上がりになります。

⑤仕上げ
ペイントが乾いたらボカシ剤で傷周囲の色との差を軽減させます。
その後、1週間ほど乾かしてください。
最後にコンパウンドで磨き上げれば完成。
傷部分が錆びることはありません。

錆止め修復に不安を感じたら専門業者に依頼する

傷は面積が広くなるほど修復が難しくなります。
凹みが大きい場合はパテ塗りが加わるので作業工程は増えるばかり。
元通りに近い形まで修復するには熟練の技術が必要です。
外観なんて気にしないとか、すぐに下取りや買取りに出す場合はDIY作業でもいいでしょう。

しかし、愛車をこれからも長く乗りたいという人はプロに修復を依頼した方が無難。
板金塗装の専門業者に錆止めを依頼するメリットはいくつもあります。

たとえば塗装専用のブースがあること。
DIYではスプレー類の拡散を防ぐために風のない、穏やかな日を選ばなければなりません。
それから経年車のボディカラー。
経年車は紫外線の影響で新車時と微妙に色が変わります。
型番通りのタッチペンやカラースプレーで塗っても色が違うように感じるのはこれが原因。

専門業者は型番通りの色だけでなく、現状のボディカラーに合わせた色を選ぶこともあります。
だから仕上がりに違和感がないわけですね。
もちろん凹みの板金は熟練の技術で修復。
DIYで不満足な結果に終わると車への愛着が薄くなることがあります。
錆止めは専門業者へ任せ、愛着の持てる車でカーライフを楽しみましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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