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ラジアルタイヤとは?ノーマルタイヤとの違いを知っておこう

更新日:2021.04.22

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現在、公道を走る車のほとんどがラジアルタイヤを装着しています。でも、かつてのタイヤの主流はバイアス(ノーマル)タイヤ。

2つの違いを見ると、タイヤの構造が分かってきます。
構造は安全運転にもつながる情報なので、覚えておきましょう。

複数の層で作られるタイヤの基本構造

タイヤはゴムだけで作られているわけではありません。
確かに、弾力性や密閉性、摩擦性能においてゴムは重要な役割を果たしています。

しかし、ゴム(と空気)だけで車重を支えきることはできません。
また走行中のカーブでかかる横Gにも対応できず、操縦性が極端に低下します。
季節による温度の違いでも劣化してしまいますね。

これらの欠点を補うために、複数の素材と機能を重ね合わせた構造になりました。
もっとも外側にあるのが、路面に接する部分のトレッド。
素材は合成ゴムです。

その下の層にあるのはブレーカ。
主にナイロン素材でカーカスを締めつける役割を持っています。

さらに、ブレーカの下の層にはカーカスがあります。
タイヤの骨格的役割を持っており、素材はブレーカと同じくナイロン。

この構造が、モータリゼーションの進化と共に登場したバイアスタイヤの基本です。
1910年代後半に開発され、1970年代まで広く普及していました。

最大の違いはカーカスの配置方向

ノーマルタイヤとして普及していたバイアス構造は、やがてラジアル構造に変わっていきます。

2つのタイヤのもっとも大きな違いはカーカスの配置方向。バイアスの意味は『斜め』。
ラジアルは『放射線状の』という意味。
バイアス構造はカーカスを斜め交互に複数重ね合わせることで強度を確保しました。

一方、ラジアル構造はタイヤの中心部から放射線状にカーカスを配置しています。
ラジアル構造は側面部の屈曲が大きくなるという弱点があります。

そのため、サイドウォールにはカーカスの引張を受け止めるビートワイヤーを配置。
さらにカーカスを締めつける役割もブレーカからベルトに変わっています。

素材はナイロンから、より強いポリエステルなどの繊維素材を採用。
モータリゼーションの進化が、新しい構造のタイヤを生み出しました。
それは、バイアスタイヤが登場した時と同じように。

操縦性や燃費が格段に向上したラジアルタイヤ

アメリカのでっかいオープンカーにホワイトリボン(側面が白)のタイヤ。
別にオープンカーでなくともいいのですが、そんな古い画像を見たことあるはず。
今でも1960年代頃までのクラシックカーにはホワイトリボンのタイヤが装着されています。

これら当時のホワイトリボンのタイヤはバイアス構造。
側面部が長く、たわみやすいので乗り心地が良いというメリットを持っていました。

ホワイトリボンは長い側面の装飾ですね。
ただし、この特徴は比較的低速域の場合。
モータリゼーションの進化によって車が高速化していくと、バイアス構造の欠点が露呈します。

高速走行すると側面部のたわみは操縦性を低下させ、転がり抵抗を増加させます。
さらに発熱量も増えることから新しい構造のタイヤが望まれました。

そして登場したのがラジアル構造。
カーカスが側面部でスプリングの役割をするので乗り心地はバイアス構造に劣りません。
放射線状のカーカスは転がり抵抗を減らし、発熱量を抑えます。

当然、燃費効率も向上しますね。
さらに短い側面部はたわみを減らすので操縦性も良くなりました。

車のメーカーもタイヤの進化に合わせてサスペンションを改良します。
板バネのリーフスプリングはバイアス構造に最適でした。

しかし、現在はコイルスプリングとショックアブソーバーの組み合わせが標準。
バイアス構造の扁平率は8090%が一般的。
でもラジアル構造では5070%がもっとも多く、中には30%という低扁平率タイヤもあります。

車種に合わせてバリエーションを増やせるのもラジアル構造のメリットといえます。

・ラジアルタイヤのウィークポイント

今日のモータリゼーションとともに進化を続けるラジアルタイヤ。
一方で、長く活躍したバイアスタイヤは姿を消しつつあります。

ただし、これはオンロード用の話。
じつはSUVなどのオフロード用タイヤ、依然としてバイアス構造が有利なのです。

ブロックパターンのオフロードタイヤは泥地や岩石が転がる悪路走行が目的。
当然、低速走行になるのでバイアス構造のメリットが発揮できます。

長い側面部は悪路の衝撃を吸収。
トレッドにかかる負荷はタイヤ全体に及ぶのでパンクを防ぎます。
オフロード用だけでなく、航空機のタイヤや耕運機などもバイアスタイヤ。
当分、現役を続けられそうですね。

またオンロード用のラジアルタイヤ、いいところばかりではありません。
ウィークポイントもあるのです。
たとえばバイアス構造に比べて側面部の強度が不足していること。
スポーツカー用のタイヤはこの弱点を補うために低扁平率にしているのです。

それから価格が高いこと。
バイアス構造に比べて作業工程が多いため、どうしてもコスト高になります。

とくに少量生産の調停扁平率タイヤは驚くほど高価。
それでも耐久性があるわけではなく、高速走行するほど寿命は短くなります。

一般的にタイヤの寿命はトレッドのスリップサインで判断できますね。
ラジアルタイヤの場合、側面部のひび割れも寿命を判断する要素。
大きくひび割れて、中のカーカスコードが見えたら走行はとても危険。

すぐに交換してください。

タイヤは走行に直結する重要なパーツです。
今のラジアルタイヤは優れた性能だからといって過信せず、安全な走行を心がけましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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