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車に傷が付いた時の応急処置と対策

更新日:2019.10.21

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大切な車に傷が付いてしまうと、とてもショックですよね。見た目も悪くなってしまいますし、何らかの対応が必要になります。
では車に傷が付いた時の応急処置として、どんな方法が考えられるのでしょうか?
業者に修理を依頼する以外に、自分でできる応急処置についてまとめます。ダメージを最小限に抑えるためにも、応急処置の方法を知ることが大切です。

車の傷を応急処置する前に知っておきたいサビについて

車は長く乗っていると、どうしても傷が付いてしまいます。
どこかに擦ってしまったり、大気中を舞っている砂のせいで傷が付いてしまったり、原因はさまざまです。いずれにしても素早く対処する必要がありますが、傷が付くことによってサビてしまう危険があることも知っておきましょう。

通常、車は塗装がされていて、この塗装には防サビ加工がされているので、簡単にサビが発生することはありません。ですが、傷が付くと塗装面が剥がれてしまい、車体に直接水分が入り込み、サビの原因となります。

そのまま放置しておくとサビが広がっていき、車に深刻なダメージを与えてしまいます。
サビを防ぐためにも、傷はしっかり対処しないといけないのです。

タッチペンを使った車の傷への応急処置

カー用品店などに行くと、車用のペンが売られています。このタッチペンは車体に色を塗ることで、傷を目立たなくしてくれます。応急処置としては作業も簡単で、傷の上から塗装をするようなものなので、見た目も綺麗にできます。

たとえば黒い車であれば、黒のタッチペンを用意し、傷付いた部分に塗ります。マジックなどで色を塗るのと同じように、車に色が塗られて傷を隠してくれる仕組みです。

傷そのものを直せるわけではありませんが、傷が見えなくなるという点では優れています。
ただ、ペンの形状ですから広い範囲を塗るのは大変で、基本的にはごく小さな傷に対応する時に使うと考えておきましょう。

ワックスでも車の傷に応急処置ができる

ワックスの中には、傷消しワックスと呼ばれる種類があり、これを使うことでも応急処置が可能です。傷消しワックスには主に2種類があり、1つは研磨剤入りで研磨するもの、1つはシリコン入りで傷を埋めるものです。

研磨剤入りの場合、コンパウンドと同じで車の表面をわずかに削ることで、傷が消えるという仕組みです。ワックスとは言え研磨しているので、削りすぎないように注意しましょう。

もう1つのシリコン入りの傷消しワックスは、シリコンで傷を埋めるように作られています。傷にシリコンを埋め込むことで傷を消してしまう形です。

どちらの方法でも、仕組みは違いますが傷を目立たなくできます。

車の傷の応急処置には塗装という選択肢も

傷が付いているということは、表面の塗装が剥げてしまっている状態です。であれば改めて塗装をしてあげることで、傷を消すことも可能です。
応急処置の方法としても、再塗装という選択肢が出てきます。市販されている塗料を使って、塗装してあげれば傷は見えなくなります。

ただ、この方法は決して手軽と言えず、手間がかかってしまいます。色ムラが出ないように塗装するのがとても難しいからです。塗料自体は手軽に入手できますし、さまざまなタイプが販売されているので問題ありませんが、綺麗に塗装できるかは人によって変わってきます。

塗装の経験があり、慣れている方なら良いですが、初めて塗装するという場合は失敗してしまう可能性も考えると、あまりおすすめはできません。

傷が付かないように備える

そもそも車に傷が付かなければ、応急処置の必要もなくなり、車を綺麗な状態に保てます。傷が付いてから処置をするのではなく、その前に傷が付かないように備えましょう。

車の傷を防ぐ方法としては、やはりコーティングがおすすめです。コーティングすることで特殊な成分が皮膜を作り、車本体を保護してくれます。
汚れなどもコーティングの皮膜部分に付着するため、洗車で流してあげれば本体には影響が出ません。

コーティングは自分で作業することも可能ですが、市販されているコーティング剤だと効果が不十分だったり、自分で作業することでしっかりコーティングできなかったりします。できればプロの業者にお願いし、しっかりとコーティングしてもらいましょう。そうすることで愛車が傷に強くなります。

コーティングすると汚れにも強くなるため、一石二鳥なのも特徴です。

まとめ

車に傷が付いてしまった場合、いくつかの方法で応急処置が可能です。あくまでも応急処置なので、傷を完全に消せるわけではありませんが、傷が目立たなくなるため見た目は綺麗になります。どんな応急処置の方法があるのか知っておけば、いざという時に素早く対処できるでしょう。

ただ、DIYでの対処は手間もかかり大変な作業です。傷が付かないように備えておくことも大切で、そのためにはコーティングが必須です。
プロにお願いしてコーティングしてもらい、愛車を傷から守るようにしましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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