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車のタイヤからでるスキール音とは?放置するとどうなる?

更新日:2023.01.05

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急ブレーキや急発進、あるいはコーナリングの時にタイヤから出る甲高い音。
この音をスキール音といいます。
タイヤの状態が正常でも音は出ますが、頻繁に出るとタイヤに異常がある証拠。
スキール音の仕組みや放置した場合の危険性について解説します。

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スキール音が出る原因

スキール音は車だけでなく、電車やモーターバイク、自転車などでも発生します。
もう少し詳しく説明しましょう。
車はタイヤの摩擦力を利用して走ります。
静止状態から走り出すまでが静止摩擦力、走っている時のタイヤの回転時が動摩擦力。
どちらの摩擦力もタイヤが滑らかに回転している限り、スキール音は出ません。

しかし急発進や急停止の時は滑らかな回転ではなくなり、停止と滑りを繰り返します。
この間欠的な動きをスティックスリップ現象といいます。
つまり、スキール音とはスティックスリップ現象によって発生する音なのです。

スキール音を出すほどの激しいコーナリングや急発進、急停車は危険な運転。
安全運転をしている限り、スキール音は滅多に出ません。

例外としては立体駐車場などで見かける路面に塗装がしてある場合。
少しハンドルを切っただけでもキュルキュルと音がしますね。
それからマンホールなどスチールに乗り上げた時も瞬間的に音が出ます。

でも、安全運転しているのにスキール音が頻繁に出た時は注意してください。
タイヤ異常の危険性があります。

スキール音が出た時のタイヤの状態

タイヤはゴム製。
経年とともに劣化します。
一般的なタイヤの寿命は3〜5年、3〜35000kmが目安。
寿命以上に走行すると、スリップサインが見えていなくても硬化が始まります。

目に見える硬化現象のひとつがタイヤ側面に表れるひび割れ(クラック)。
細かなひび割れであれば継続して使用できますが、ひび割れが繋がり始めたら交換時期です。

ゴム質が硬化すると、タイヤの持つ本来の性能、摩擦力が衰えます。
摩擦力が弱まれば、発進の時に空転したりコーナーで踏ん張れなかったり。
頻繁なスキール音は、硬化によるタイヤの寿命を知らせるサインでもあるのです。

タイヤが比較的新しい場合でもスキール音が出る原因があります。
それは空気圧不足。
空気圧が不足したままのタイヤで走行すると、タイヤが部分的にたわんでしまいます。

またタイヤの剛性も弱まり、走行が不安定になります。
この状態でブレーキをかけたり鋭角にハンドルを切ったりするのは大変危険。
スティックスリップ現象が起きてスキール音が出ます。

タイヤの空気はわずかですが、自然に抜けていきます。
これはゴム分子より空気成分の分子の方が小さいため、ゴムの分子間をすり抜けてしまうから。
一般的に、1ヶ月に抜ける空気圧の量は全体の5%程度といわれています。
スキール音が頻繁に出る前に、1ヶ月に1回は空気圧のチェックを行いましょう。

スキール音が出た時の対処法

タイヤの硬化や空気圧不足でスキール音が聞こえるようになると運転に大きな影響が出ます。
直進でもハンドルが左右に取られたり、カーブで自分の思っていたラインより膨らんだり。
まだ大丈夫、と思って放置するのは厳禁。
スティックスリップ現象が続くとタイヤはパンクではなくバーストする場合が高まります。

バーストは一気にコントロールを失うので、重大な事故に発展する危険性があります。
頻繁なスキール音と運転中にこれらの症状が出た時は早めの対処が必要ですね。

対処法としては前述した空気圧のチェックが最優先。
定期的なチェックの他、縁石に強く乗り上げた時やタイヤ側面を強打した時も調べましょう。
アルミホイールが衝撃で歪むとリムとタイヤの間から空気漏れを起こすことがあります。

その他、バルブコアの歪み、バランスウエイトのサビなども原因のひとつ。
側面のひび割れやスリップサインを調べるのも硬化状況を知るための手段です。

異音で不安を感じたらプロに相談する

自分でチェックをしても分からない場合はタイヤのプロショップに相談してください。
タイヤに問題がなくても、アライメントでズレが生じていると走行に悪影響が出ます。
プロショップであれば専門の機器でアライメントを計測、調整も行ってくれます。
豊富な知識と経験があるので、必ずスキール音の原因を突き止めてくれるはず。

タイヤにもアライメントにも問題がないのに甲高い音がしたら、他のパーツに問題があります。
たとえばブレーキをかけた時。
スキール音ではないとしたら、ブレーキパッドが摩耗している場合があります。
いわゆるブレーキ鳴きですね。

それからアクセルを踏み込んだ時の甲高い音。
これはモーター類やベルト系の故障する前兆です。

いずれの場合もDIYで確認、修理するのはかなり難しい作業。
ディーラーや民間の整備工場で音の原因を調べてもらいましょう。

運転中、突然にスキール音が頻繁に出始めたら急ハンドルを避け、速度を落として走行します。
次に安全な場所に駐めてタイヤの確認。
著しく空気圧が減っているようであればタイヤの交換またはロードサービスを呼んでください。
スキール音に限らず、車からの異音は危険信号。
定期的なメンテナンスを行い、安心できるカーライフを送りましょう。

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スタッフ

田島和明(東大阪外環店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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