自動車のコーティング剤の選び方とは？
更新日：2019.03.01
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自動車はコーティング剤を使ってきれいな状態を長持ちさせることができます。
このコーティング剤ですが、種類も豊富でどんなものを選べば良いのか迷ってしまうこともあると思います。
ここでは自動車のコーティング剤の選び方を中心に紹介していきます。
自動車をコーティングする理由
自動車はもちろんコーティング無しでも走ることが可能で、必要性を感じない方もいるかもしれません。
なぜコーティングするのかというのは、愛車をきれいな状態に保ち、メンテナンスの負担を軽減するためです。
自動車にはボディを中心にさまざまな汚れが付着します。
ホコリだけでなく油汚れや泥など、多くの要因によりどんどん汚れていきます。
ボディをコーティングすることで、こうした汚れが付きにくくなり、長期間に渡ってきれいな外観を維持できるわけです。
また、簡単な水洗いでも十分に汚れを落とせるようになり、ワックスをかけたりする必要がなくなるのです。
コーティングは持続性があるので、効果がある間はこの洗車などのメンテナンスにかかる手間や時間も省けます。
これらの点が自動車をコーティングするメリットです。
自動車のコーティング剤にはどんな種類がある？
では、コーティング剤の種類を見ていきましょう。
大きく分けて4種類のコーティング剤があります。
●ガラス系コーティング
●ポリマー系コーティング
●フッ素系コーティング
●ワックス
ガラス系コーティングは、ガラスのような被膜を張ることで自動車を保護します。
長期間の効果が期待でき、汚れも付きにくくなるため非常に便利です。
施工に手間がかかる特徴もありますが、自分でやるのが難しい場合は、プロに依頼するなどの方法もあります。
ポリマー系コーティングは、作業が比較的簡単で、価格も他のコーティング剤を比べると安いため、扱いやすいコーティング剤です。
自分でも簡単に施工できますが、効果時間が短いのが欠点です。
こまめなメンテナンスが重要になるでしょう。
フッ素系コーティングはポリマー系コーティングの1種と言うこともでき、フッ素を使っているのが特徴です。
価格も少し高めになっていて、その分効果時間も長く期待できます。
ポリマー系コーティングの品質を上げたものとイメージすれば良いでしょうか。
最後にワックスですが、昔から手軽にできるメンテナンスとしてもっとも身近なコーティング剤と言えるでしょう。
ボディに塗るだけで良いので手軽で、利用しているドライバーの方も多いはずです。
自動車にコーティング剤を利用する時は、こうした種類の中から、各商品を比較するなどして最適なものを選ぶ必要があります。
自動車のコーティング剤はガラス系コーティングがベスト？
いくつかの種類があるコーティング剤ですが、単純に効果時間の長さなど品質で決めるなら、ガラス系コーティングがおすすめです。
他のコーティング剤と比べて被膜が硬いので、効果時間が長く汚れからもしっかり車体を守ってくれます。
こまめにコーティングを塗り直す必要がありません。
ガラス質のため見た目が美しいのも利点です。
とはいえメンテナンスをしっかりすることが前提になっていますので、放置したままだと劣化しやすくなるので注意しましょう。
定期的なメンテナンスは、ブラシや研磨剤を使用した洗車など被膜に傷を付けてしまうおそれがあるので、基本的には水洗いで済ませます。
こまめに水洗いをして表面の汚れを落とすと、より長く効果を発揮してくれるでしょう。
1ヶ月に1度くらいを目安に洗車を行います。
ガソリンスタンドなどでは自動洗車機がありますが、ほとんどがブラシを使うのでおすすめできません。
ブラシの無いタイプを高圧洗浄の機械を利用するか、洗車機を使わずに手洗い洗車するかのどちらかにしましょう。
自動車はボディだけコーティングすれば良い？
一般的にコーティング剤は自動車のボディに使用するものです。
そのためボディにだけコーティングして終わりという方も多いのですが、実は他の部分にもコーティングが可能です。
たとえばヘッドライトにコーティング剤を利用することで、汚れによるくもりがなくなり、クリアな状態を保ちやすくなります。
ヘッドライト部分が汚れて劣化すると、ライトの効果も弱まってしまうことがあります。
この他にも、ホイール部分にコーティングしたり、フロントガラスなどにコーティングしたりもできます。
必要な部分にコーティングをすれば、愛車をより美しい状態で保てるようになります。
自動車はボディだけでなく、その他の部分にもコーティングが可能だと覚えておき、必要な部分にコーティング剤を活用しましょう。
まとめ
自動車はコーティング剤を使って美しさを維持できるようになります。
コーティング剤にはいくつかの種類があるので、最適なものを選べるようになっておきましょう。
ガラス系コーティングは価格もそれなりですが、品質も高くおすすめのコーティング剤です。
定期的なメンテナンスをすることで効果も持続し、車を汚れから守ることができます。
また、ボディだけでなくヘッドライトやガラス面にもコーティング剤が使えます。
コーティング剤を上手に使えば、新車の輝きを保てるようになりメンテナンスもとても楽になります。
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中山裕貴（PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー）
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。
